昭和38年の創業以来、創業者小松中司の教えをかたくなに守り、
ふるさといわきの海に育まれながら、貴千はかまぼこの可能性を追い求めてきました。
創業者のこだわり。それは「摺る」ということ。
いかにして、魚の身の力を最大限に引き出すのか。
摺ることへのこだわりが、貴千のものづくりを支えてきました。
かまぼこづくりを通して私たちが改めて気づいたことは、
かけがえのない「ふるさと」の存在でした。
おいしく、安心安全に食べられるだけでなく、
かまぼこの中に、地域の歴史や風土、文化をも摺り込んでいきたい。
かまぼこをつくるということは、
ふるさとのよさを引き出し、ふるさとを摺るということ。
父祖伝来の技術にさらに磨きをかけ、進取の気性を取り入れながら、
いわきの歴史、風土、文化、そして人と真っ正面から向き合い、
私たち貴千は、ふるさとをおいしく摺っていきます。