わたしたちについて

「魚」と「ヒト」との関係をもう一回、ここからはじめよう

豊かな海に囲まれた国、日本。
この日本では、生活とは切っても切り離せない魚食の歴史があります。
先人の知恵や工夫によって、日本の風土に合った保存技術を進化させながら、私たちは魚と共に歩み、育ってきました。それはまさに、日本が誇れる食文化とも言えます。
しかし近年では、ライフスタイルの変化により魚の処理を敬遠し、代わりに手軽な肉類を好む傾向が増え、魚食の需要は減少しつつあります。
一方、世界を見渡すと、魚食は年々需要が増えています。その理由のひとつには、健康志向の高まりによるものとも言われています。
近年のコロナ禍によって、日本においても健康に意識を向ける人は増えていることから、いまこそ、魚食を見直す良い機会と言えるのではないでしょうか。

限られた資源である魚
過剰消費ではなく、必要なものを必要なだけ、価値を感じられるものを一人一人がきちんと選べるように。

このプロジェクトでは、水産業において重要な位置を占める青森県・岩手県・宮城県・福島県・千葉県において第一線で活躍する選ばれし挑戦者たちが、多様性溢れるこの時代にあった魚食の新たな楽しみ方を通じて、新商品を提案します。

魚を獲るヒト、加工するヒト、売るヒト、食べるヒト。
魚とつながるあらゆるヒトが当事者意識をもち、一つにつながっている海と海洋資源を守りながら、魚とヒトとの関係を、もう一回見直すきっかけとなるように。

&fish(アンドフィッシュ)
魚がつなぐヒトとミライ

その願いを込めて。